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いい加減な歯医者のいい加減なインプラント手術がみんなを不幸にする

朝日に3週連続インプラント特集をやっていました。

1.セレブな歯科医院で治療患者が死亡 インプラント治療の危うさ

2.上の歯を全部抜かれた!歯茎からインプラントが露出 治療失敗でも総額500万円の支払い

3.「保険診療では儲からない」を言い訳に歯科医院数はコンビにより過剰で過当競争 安易に始める歯科医師が患者を苦しめる

 

いずれも診断ミス、手術ミス、対応ミスに起因しております。

 

ミスは起きます。私も問題にならない程度の小さなミスは起こしていると思います。

医者も歯医者も全知全能ではないのだから。

テレビで放送されている神の手をもつと言われる外科医でも助けられなかった患者さんも多くいることでしょう。

そのミスに気付くだけでも随分成長させてもらっています。

機会を与えていただいた患者さんに感謝です。

 

そのミスを真摯に受け止め、的確な処置を行い、それでもリカバリーできない場合は患者さんに誤る。

当たり前のことと思います。

 

最も大切なことは診断結果や手術内容や予後問題や歯科医の経験や成功率など知っている情報を全て伝えることでしょう。

 

歯科医師が、いい加減な気持ちでといい加減な知識といい加減な技術でインプラント手術を行うことは、歯医者も患者さんも不幸になること間違いなしです。

2009年11月19日   大名歯科院長

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